2026/06/22

栄新工業株式会社

「当たり前」を積み重ね、成長へ。仲間とやり切る力が街を支える。

「当たり前」を積み重ね、成長へ。仲間とやり切る力が街を支える。

東京都の上下水道・道路といった社会インフラ整備によって地域の暮らしを支えてきた栄新工業株式会社。
2026年に創業45年を迎えた同社は、直営班を中心とした高い技術力と、仲間を大切にする文化を武器に、今も進化を続けています。

今回は、取締役副社長の新井智之氏に、事業の歩みと強み、そして未来をともにつくる人材への想いを伺いました。

新井智之さん(取締役副社長)
2014年に大手総合商社へ入社し、管理・営業部門を経験。2020年からは中東に駐在し、現地の上下水道事業の開発に携わる。
退社後、2025年10月に栄新工業株式会社へ入社。現場に携わりながら、管理・統括、組織改革や働き方の改善など、会社の新たな挑戦をけん引している。

自社直営班による施工と協力会社との信頼関係で支える品質と安全。他社にない強みとは

御社の事業展開を教えてください。

当社が手がけているのは、道路舗装・水道施設・下水道工事など、暮らしの基礎を作る土木工事全般です。
主に、東京都や世田谷区から発注される工事を請け負い、水道管の取り替え・維持工事、道路舗装工事、下水道工事を中心に施工しています。

現在は、水道工事が事業の半分以上を占めています。
1981年の創業当時は道路舗装工事が中心で、世田谷区の砂利道を舗装したり、下水道を整備したりするところから事業が始まりました。
地域のインフラ整備とともに事業領域を広げ、道路や下水道の維持・補修、水道管の取り替え工事へと発展してきました。

基本的には6~8名程度の施工班と現場監督が連携して現場で作業を進め、事務所側が書類作成などをサポートし、現場と事務所が一体となって工事に取り組む体制です。

他社との違いや、御社ならではの強みはありますか。

最大の特徴は、自社直営班を持っていることと、協力会社と長年にわたって築いてきた信頼関係です。
直営班がいることで、現場の状況に応じた柔軟な判断や技術の蓄積が可能になり、品質・価格・工期管理・安全面の徹底といった点で高い競争力を発揮できます。

また、創業から40年以上にわたって、協力会社や各関係先との信頼関係を築き上げてきました。
直営班と協力会社間で良い事例・悪い事例を共有し、次の現場に活かせる体制が整っていることも強みです。
長年の取引を通じて培われた連携体制が、安定した品質と安全な施工につながっています。

社会的意義や、仕事のやりがいを感じる瞬間を教えてください。

水道・道路といったインフラ工事は「当たり前」なものであり、完成しても特に目立ちません。
工期も1年程度と長く、日々の達成感が見えにくい仕事です。

それでも、工事後に住民の方から「道路がきれいになったね」「暑い中、ありがとう」と声をかけていただいたり、舗装した道路が雨上がりにきれいに光っているのを見たりすると「やってよかった」と強く感じます。
日々の頑張りが報われたと実感できますね。

「明るく、楽しく、前向きに」現場を支える価値観

昨今、道路や水道管の劣化に関するニュースを目にする機会が増えました。今後も水道などのインフラのメンテナンス需要は続くのでしょうか。

東京都や世田谷区が策定しているインフラ整備・維持管理の事業計画を見る限り、今後も工事量が大きく減ることはないと考えています。
地域のインフラを整備・維持するために必要な工事は、社会に必要とされる分野であり、今後も継続的に発生していく見込みです。

実際、水道関連工事は10年前と比べると格段に増えています。
老朽化の問題が社会的に注目されるようになったのは直近2~3年ですが、行政側はそれ以前から計画的に対応を進めており、事業規模は着実に拡大してきました。

御社が大切にしている価値観について教えてください。

当社が大切にしているのは「明るく、楽しく、前向きに働くこと」です。
土木工事は大変なこともありますが、前向きな姿勢で取り組むことで仕事の質も職場の雰囲気も良くなると考えています。

また、発注者からの声を真摯に受け止め、改善につなげる姿勢を重視しています。
ただ言われたことをこなす「作業」ではなく、より良い方法を考え、改善して実行する「仕事」をすることが大事だと思っています。

さらに、大切にしているのは業界でよく言われる「段取り八分」の精神です。
危険察知や事前準備を徹底し、瀬戸際で慌てて対応するのではなく、前もって考え「土俵の真ん中で相撲を取る」ことを心がけています。

私たちは「当たり前をつくる会社」。
だからこそ、当たり前の作業であっても一度立ち止まり、考え、丁寧に対応する姿勢を忘れないようにしています。安全は「慣れ」の中で失われやすいと言えます。
危険と隣り合わせの工事現場では、常に高い意識を持って取り組むことが重要です。

「当たり前」をつくっていく仕事の魅力は何でしょうか。

「当たり前」の積み重ねが、確かな成長につながる点です。
土木工事は、一見すると同じ作業の繰り返しに思えるかもしれません。
しかし、その中に「改善できた」「新しいやり方を見つけた」と感じられる瞬間があります。
その一つひとつが達成感を生み、心身の充実へとつながっていくんです。

仕事に向き合う時間は一日の多くを占めており、その時間をどう過ごすかは人生の豊かさにも直結します。
当社は、仕事を単にお金を稼ぐ手段と捉えるのではなく、その中に楽しみや成長を見出し、経済面だけでなく心も豊かになる働き方を目指しています。

人が育ち、活きる会社へ。職場環境と育成の新たな取り組み

今後どのように成長していきたいと考えていますか。

東京都のインフラ施工のリーディングカンパニーを目指したいと考えています。
具体的な数値目標をここで掲げるのは難しいのですが、まずは現在取り組んでいる事業を着実に積み上げながら、成長していきたいですね。

また、既存事業の拡大に加えて、新たな工事種目への挑戦も検討しています。
事業を広げていく上で最も重要なのは「人材育成・人材採用・職場環境の改善」だと考えています。

成長のために、どんなことに取り組む予定ですか。

すでに、誰もが長く安心して働ける職場環境を目指し、大小さまざまな改善に取り組んでいます。
具体的には、事務所内のレイアウトの改善、IT化・DX化による業務効率化、連絡体制の見直し、ファミリーサポート休暇の導入といった福利厚生の拡充、時短勤務など柔軟な働き方の整備などです。
こうした取り組みを通じて、働きやすい職場づくりを進めています。

また、人材育成においても新たな取り組みを始めています。
近年はOJTだけでなく、外部研修の導入にも力を入れています。
現場で学ぶことはもちろん重要ですが、技術革新や業界の変化が大きい今、OJTだけでは補えない部分もあるからです。

そこで、管理者や中堅社員にも、外部の研修や講座を通じて新しい知識や他社の考え方に触れる機会をつくっています。
外の風を取り入れることで、社員自身の成長と会社の成長の両方につなげるのが狙いです。

人材採用について、どのような方に入社してほしいと考えていますか。

「明るく、楽しく、前向きに、最後までやり遂げられる方」です。
当社はこの姿勢を最も大切にしています。
その上で、特に重視しているのが「チームワーク」と「やり切る力」の2つです。

現場でも会社全体でも、仲間と協力しながら仕事を進める場面が多くあります。
実際、当社は社員同士の仲が良く、和気あいあいとした雰囲気の中で仕事をしています。
だからこそ、部活動などチームで協力しながら目標に向かって取り組んできた経験がある方は、当社で活躍できる素質があると考えています。

その経験は、いわゆる体育会系に限りません。
例えば、吹奏楽部で発表会や入賞を目指して努力した経験など「仲間と一緒に頑張った」ということが大切です。こうした経験や前向きな姿勢を持つ方は、当社でもきっと成長し、活躍できると思います。

最後に、求職者の方へメッセージをお願いします。

当社には、若いうちから挑戦できる環境があり、ベテランから学びながら成長していけると思います。
また、会社としても今まさに改革の時期にあり、古き良き部分は残しつつ、変化を加えてより良い会社づくりを進めています。
一緒に会社の成長過程を楽しめる方と、ぜひ働きたいと思っています。

お客様プロフィール

■企業名
栄新工業株式会社

■所在地
東京都世田谷区上北沢1丁目19番2号

■事業内容
・土木工事全般
・舗装工事業
・水道施設工事業
・下水道工事業

■公式サイト
https://www.eishinkougyou.co.jp/