創業76年の歴史を持つ龍建設工業株式会社。ビルや駅舎、商業施設、ホテルなどの新築・改修工事を手掛け、大手ゼネコンである大林組とも70年以上にわたり取引を続けています。
品質と安全を大切にしたものづくりに取り組むとともに、若手の育成や働きやすい環境づくりにも力を入れています。
今回は、事業内容や会社の強み、働く人や組織、そして今後の展望について詳しく話を伺いました。
近藤 裕介さん(常務取締役)
2010年8月に中途入社。現在は常務取締役として、経営に携わっています。
川村 高充さん(管理部次長)
2008年7月に中途入社。現在は管理部次長として、管理部門を担っています。
大手ゼネコンとの信頼を築く。76年の真摯な歩み

龍建設工業の事業内容を教えてください。
(川村)
当社は、建築一式工事を手掛けています。新築工事をはじめ、改修工事や耐震リニューアル工事など、さまざまな建築工事に携わっており、不動産事業も展開しています。用地のご提案から設計・施工、アフターケアまで、一貫して対応できることも当社の強みですね。
主な取引先は、大林組をはじめ、大鉄工業、京阪電気鉄道、大阪メトロなどの優良企業で、長年にわたり信頼関係を築きながら事業を展開しています。
同業他社と比べた際の、御社ならではの強みを教えてください。
(近藤)
当社の受注を支えているのは、76年にわたり積み重ねてきた実績です。一つひとつの仕事に真摯に向き合う姿勢が、お客様からの継続的なご依頼につながっています。
なかでも、大手ゼネコンである大林組とは70年以上にわたり直接取引を続けています。長年のお付き合いは、当社の強みの一つですね。
当社はこれまで、ゼネコンの「協力会社」として建築工事に携わってきました。今後もゼネコンの安定的な仕事も大切にしつつ、一方で時代の変化に合わせ、新たな顧客の開拓にも積極的に取り組んでいます。
新規のお客様とのご縁は、金融機関や既存取引先からのご紹介が中心です。
建築工事は高額な案件が多いため、知名度だけでなく、いかに安心して任せられる会社であることが重要です。そのため、取引先や金融機関からの紹介を通じて、ご依頼をいただくことが多いですね。
ご紹介が次のご紹介につながることも多く、それが現在の受注と顧客拡大につながっています。
長年経営を続けてこられた理由はなんでしょうか?
(川村)
品質と安全を何よりも大切にし、お客様からの信頼を積み重ねてきたことだと思います。
当社では、「良い仕事をすることで顧客の信頼を得る」という品質方針を掲げています。全社員がその考えを共有し、安全にも徹底してこだわりながら業務に取り組んでいます。
そうした姿勢がお客様から評価され、「よくやってくれた」と声を掛けていただくこともありますね。
(近藤)
お客様の期待に応え続けることこそ、強い信頼関係構築の要因だと考えています。
大林組は、世界へと事業を展開されている総合建設会社です。創業の地である大阪や世界で品質の高い建築を大切にされている企業だと感じています。
だからこそ、その期待に応え続けられる会社でありたいと考えています。これからも信頼を大切にし、ともに歩み続けていきたいですね。
自分事として考え、仲間とともに成長する

働く人や組織について教えてください。
(川村)
当社では、誠実さを大切にし、周囲と協力しながら仕事を進められる人が活躍しています。
建設業は一人で完結する仕事ではありません。現場では職人さんや設計士の方など、多くの人と関わります。そのため、相手の立場を理解し、円滑にコミュニケーションを取る力が欠かせません。
現場をまとめる立場としての役割も多いため、人と人をつなぐ力も大切だと考えています。
また、当社には世話焼きな社員が多いですね。
困っている人がいれば自然と声を掛け、手を差し伸べる風土があります。そうした支え合いの文化があるからこそ、チームワークを大切にしながら安心して働ける環境につながっていると思います。
さらに、品質や安全を大切にし、成長し続けようとする姿勢も欠かせません。一人ひとりが責任を持ち、お互いを支え合える組織でありたいと考えています。
職場はどのような雰囲気がありますか。
(川村)
誠実なものづくりに真剣に取り組みながら、仲間と支え合える職場だと思います。
仕事中は一人ひとりが責任を持ち、ものづくりに向き合っています。一方で、休憩時間には自然と雑談が生まれ、和やかな雰囲気がありますね。
集中するときは仕事に向き合い、休憩中は気兼ねなく会話を楽しんでいます。そんなオンとオフのメリハリも当社らしさですね。社員同士がお互いを尊重し、安心して働ける職場づくりを大切にしています。
龍建設工業ならではの文化や社風を教えてください。
(川村)
当社は品質と技術を重要視しており、それを実現・実行するためにも、若手の育成やチームワークなどを大切にしています。面倒見の良い社風も当社らしさですね。
新入社員には年間を通じたフォロー体制を整え、メンター制度も導入しています。仕事の相談に加え、社会人としてのマナーやキャリア形成、税金なども学べます。
(近藤)
若手にも積極的に役割を任せ、実践を通して成長できる環境があります。
例えば、現場で毎日行う朝礼や昼礼では、安全面の注意喚起や作業内容を共有します。その進行役は、あえて1~2年目の若手社員に任せる場面もあります。
一般的には現場責任者やベテラン社員が担当します。当社では若いうちから進行役を経験し、現場監督としての当事者意識を育んでほしいと考えています。
自分で内容を整理し、現場で発信する経験は大きな自信につながります。
また、朝礼や昼礼で話すことで、現場の皆さんに顔と名前を覚えてもらえるのも大きなメリットです。コミュニケーションが取りやすくなり、現場にも自然と溶け込みやすくなりますね。
実際に、新入社員は配属当初こそ緊張した様子です。しかし、半年ほど経験を積んで役割を任せる頃には、自信もつき、周囲とも自然にコミュニケーションを取れるようになります。
多くの若手社員の成長を見てきたからこそ、若いうちから任せることの大切さを実感しています。
こうした育成方法は、特別なルールではありません。先輩から後輩へ指導が受け継がれ、人を育てる風土が自然と根付いていることも当社らしさですね。
誇れる仕事で一生ものの技術を身につける
今後のビジョンや目標について教えてください。
(近藤)
100周年という大きな節目を必ず迎える、という決意を持っています。そのためにも、現状に満足せず、当社の基本ポリシーである「強い会社、良い会社」を守りながら、これまで以上に「もっと強い会社、もっと良い会社」を目指しています。
これからは、企業ごとの差がさらに明確になると考えています。当社は財務面や組織体制に強みがありますが、それに満足するつもりはありません。
100周年に向け、「ヒト・モノ・カネ・情報」の4つを磨き、今ある強みをさらに伸ばしていきたいと考えています。
建築事業は、これからも当社の軸として守り続けます。一方で、時代の変化に対応し、新たな事業にも挑戦していきたいですね。
建設業を支える「人」は、当社にとって最も大切な存在です。女性や外国籍人材など、多様な人が活躍できる環境づくりを進め、次の時代を担う企業を目指していきたいです。
具体的にどんな人に入社していただきたいですか?
(川村)
即戦力となる30代前後の経験者には、ぜひ仲間になっていただきたいですね。もちろん、経験だけではなく、「建築の仕事に携わりたい」「この業界で長く活躍したい」という想いを持つ方も歓迎しています。
現状に満足せず、挑戦を続けられる方なら、当社で力を発揮していただけると思います。
建築の仕事に真摯に向き合い、仲間と長く働きたい。そんな方と一緒に仕事ができれば嬉しいですね。
龍建設工業で働くメリットや強みを教えてください。
(川村)
安定した環境で幅広い建築案件を経験し、自身の成長につなげられることが当社の魅力ですね。当社は大規模な会社ではありませんが、大手ゼネコンの案件に携われます。多くの人の記憶に残る建築物づくりに関われることが、大きなやりがいですね。
中小企業だからこそ、建物が何もない状態から完成まで一貫して携われます。幅広い経験を通して知識や技術を身に付け、施工管理として成長していけると思います。
(近藤)
当社では、大規模な建築に携わりながら、地域に根差して働けることが魅力です。一般的に、大手ゼネコンでは全国転勤や海外勤務があります。一方、地域密着型の建設会社では、大規模な建築に携われる機会は多くありません。
その点、当社は大手ゼネコンの案件に携わりながら、転勤なく地域に根差したキャリアを築けます。30代・40代以降の方やご家庭を持つ方にとっても、将来設計を立てやすい環境だと思います。
また、70年以上にわたり大手ゼネコンとの信頼関係を築き、安定した経営基盤があります。財務体制も堅実で、安心して長く働ける環境が整っています。
求職者の方に向けてメッセージをお願いします。
(川村)
建築やものづくりに興味を持ち、当社に共感していただける方と一緒に働きたいですね。自分の仕事を好きでいられることが、長く働くうえで大切だと思っています。
当社のものづくりに共感できる方なら、やりがいや誇りを持って、長く活躍していただけると思います。そんな想いを持つ方と、ぜひ一緒に働きたいですね。
(近藤)
AIが普及する時代でも、建設業は「人」にしかできない価値が求められる仕事です。現場で培った知識や経験、技術は、誰のものでもなく自分の一生の財産になるはずです。
建設業には、「ものづくりは人づくり」という考え方があります。建物だけでなく、人も育てていくことが、この仕事の魅力ですね。
一つの建物を完成させたときの達成感や、お客様から直接「ありがとう」と声を掛けていただける喜びは、この仕事ならではのやりがいです。
建築やものづくりに興味があり、一生ものの技術を身につけたいという想いをお持ちの方と、ぜひ一緒に働きたいですね。
お客様プロフィール
■企業名
龍建設工業株式会社
■本社所在地
大阪市城東区古市1丁目23番8号
■事業内容
・建築工事の設計・施工・企画・開発
・自社所有不動産の所有・管理、並びに売買・賃貸の仲介・代理
■公式サイト
https://www.ryuweb.com/
