少子高齢化が進み、人が会社を選ぶ時代。
そんな時代の変化の中で、人事という企業の“インフラ”を支えるコンサルティング会社がある。
株式会社アクティブアンドカンパニーだ。
「プロとして諦めない」「イノベーションにコミットする」
その姿勢に込められた想いと、社会インフラとしての使命について、代表取締役の大野順也氏に話を伺った。
大野順也さん(代表取締役)
大学卒業後、株式会社パソナ(現パソナグループ)で営業を経験後、営業推進、営業企画部門を歴任し、同社関連会社の立ち上げなども手がける。
後に、トーマツコンサルティング株式会社(現デロイト・トーマツコンサルティング株式会社)にて、組織・人事戦略コンサルティングに従事。
2006年、株式会社アクティブアンドカンパニー創立・設立。
“入社後”にこそ価値を生む、独自のコンサルティング視点

事業展開を教えてください。
弊社は、組織人事領域のコンサルティングサービスを提供しています。
主なジャンルは人事制度設計やトレーニングです。
創業当初は人事制度設計の事業からスタートし、現在ではHRテックのサービスを広く展開しています。
具体的には、クラウド型人事管理システム「サイレコ」を展開しており、お客様からご好評いただいています。
また、直近では一昨年より「奨学金バンク」という、奨学金の代理返還によって、返還に悩む若者や、人手不足の企業を支援するサービスの提供を開始しています。
さらに、グループ会社の方では給与計算のアウトソーシングサービスを手掛けており、着々と事業を拡大しています。
競合他社との差別化ポイントを教えてください。
組織人事領域で競合他社といえる、多くの会社が採用・派遣・紹介の領域をメインに事業展開しています。
「入社前」のタイミングにスポットを当てているんです。
これらの会社は媒体や人材紹介、派遣やプラットフォームを取り扱っており、市場規模は5兆円から7兆円にまでのぼると言われています。
対して、弊社は「入社後」にスポットを当てたサービスを展開しています。
入社後のエンゲージメントやパフォーマンス向上を支援するサービスを提供しているところが他社との大きな違いです。
一気通貫、伴走型のコンサルティングスタイルも貴社の強みと伺っています。
スポットを当てるタイミングの違いのみでなく、弊社がワンストップでソリューションを提供することにも大きな意味があります。
人事コンサルティングを行う会社は他にもありますが、人事の方々の業務の高度化、効率化、生産性向上をカバーしたサービスを展開しているところは多くありません。
一方、HRテックの人事管理システムから給与計算のアウトソーシングに至るまで、非常に広い領域に対応できる体制こそが弊社の強みです。
この点に関しては、非常に自信を持っています。
また、人事制度を設計したとしても、運用できなければ意味がなく、運用できたとしても継続しないと意味がありません。
そのため、人事管理システムの提供のみならず、そのシステムの運用代行、さらには給与計算のようなルーティン業務を請け負うといった支援も弊社では可能です。
アウトソーシングすることによって、人事の方々は企画に特化をした業務に集中できるようになります。
プロジェクトによっては伴走型でお客様とは長期でお付き合いすることがあります。
SaaS人事管理システムにおいては5年間対応させていただくケースも。
お客様のニーズに応じて対応期間を提案させていただいています。
HRの新しい分業設計で人口減少社会の持続性を支援する

企業経営に欠かせない人事を支える貴社の社会的意義についてお聞かせください。
組織人事・人材領域のサービスは今後、ますます社会的意義が強まっていくと考えています。
そのなかで、弊社が果たすべき使命もより重要性を増すことでしょう。
雇用主の方が従業員より高い位置(マネジメント)にいたのが、今から約30年から40年前。
しかし、ここ20年ほどでエンゲージメントを重視するようになり「人と組織」、「人と会社」がイーブンの関係になりました。
これからは労働人口がどんどん減少していく時代になっていきます。
そして、現在は労働人口が減少していくなかで「会社が人を選ぶ」のではなく、「人が会社を選ぶ」というフェーズに差しかかっています。
先進国含めてグローバルで見ても、少子高齢化が進んでいる日本は人口減少を世界のどの国よりも先に経験する経済大国です。
その日本が「人」をどう扱っていくのか、どのように企業が労働力を支えていくのかというところは社会が抱える大きな課題だと感じています。
また、SaaSのみでなくAIを用いた業務の進め方を踏まえ、業務においてAIと人をどう棲み分けていくのかというところへの問題意識も持っています。
これまでは人と人の業務の棲み分けを目的に要員計画をしたり、役割を定義したりということをやってきました。
しかし、今後は「テクノロジーと人との関係性・分業」に焦点が当たるフェーズになってくるという意味で、弊社の事業は社会発展の一手を担っていると感じます。
現在はあらゆる分野でAIを活用することが当たり前となりつつありますが、HR×AIはどうあるべきだとお考えでしょうか。
AIがどの業務を担うのかを判断すれば良いわけではないと考えています。
人がAIに使われることなく、AIを使ってどのような形で人のパフォーマンスを上げていくのか、その人がどのように活躍をしていくのかというところまで念頭に置くべきです。
AIと共存しながら活躍するには、どのようなスキルや知識を習得していかなければいけないのか、そのための業務フローをお客様と弊社で話し合う必要があります。
そして、弊社はその結果を人事制度に落とし込み、評価・教育システムとその管理方法を構築していきます。
組織人事領域の未来を支える“社会インフラ”を育て続ける

社員に対し、どのような姿勢や価値観を重視していますか。
弊社で働く社員に対しては「プロフェッショナル」であることを求めています。
コンサルティング会社に入れば自然と能力が上がると思い込んでいる方がいますが、実際はそうではありません。
弊社のようなコンサルティング会社に入った瞬間に、お客様をはじめ、周囲の方々からはプロとして見なされます。
そうしたときに、社員自身の「スペシャリティ」は何かということを自らしっかりと追求してほしいです。
ただし、個人のスペシャリティだけを重視しているわけではなく、「チームワーク」も意識してほしいと思っています。
チームの構成人数以上の成果を出せるようにチームで連携して結果を積み上げていってほしいですね。
さらに「イノベーションにコミットする」という弊社の姿勢を理解し、同じように変革を恐れずチャレンジしていく社員であってほしいとも思っています。
伝統的な人事の考え方も非常に重要ですが、先ほども述べたようにこれからの日本は少子高齢化先進国となり、状況は刻々と変化していくでしょう。
そうしたときに、新しいイノベーション、いわゆる技術革新・改革にコミットし、チャレンジすることでお客様に付加価値を供給できるような行動力を社員に求めています。
「プロフェッショナル」が集まる貴社にて活躍しているのはどんな人でしょうか。
諦めない人、そしてお客様に対してちゃんと成果を出そうとする人ですね。
弊社はコンサルティング会社として創業しているので、お客様からの依頼は無理難題も含めて非常に難しいものが多いです。
その内容は、お客様自身ができないことだからこそ、プロである弊社に発注するわけです。
弊社が諦めてしまったら、誰も解決できません。
そこを諦めることなく問題意識にコミットして活動できる人を求めていますし、その社員がお客様の望む成果をしっかりと出せるのが弊社の価値だと思っています。
逆に、諦めない姿勢が持てないのならば、おそらく弊社で一緒に働くのは難しいかと思いますし、コンサルタントとして仕事をするべきではないかと。
掲げた課題に対し、諦めず真摯に向き合える人と仕事をしたいです。
貴社が目指す今後のビジョンや展望を教えてください。
変化する社会や人事領域において、組織の土台となる新たなインフラを整備し続けたいと思っています。
弊社は今年で20年目を迎えている会社ですが、これは創業当初から、変わらず大切にしてきた考えです。
人事制度をつくることはお客様の社内におけるインフラ整備にあたりますし、HRオートメーションシステム「サイレコ」もクラウド上で人事情報を管理してその活用支援をしていくため、同様のことがいえます。
また、昨年より展開している「奨学金バンク」。
これは日本初の奨学金返還支援プラットフォームです。
社会の抱える問題の解決を目的として、日本で弊社が初めて手がけたという点に大きな意味を持ちます。
このサービスが社会インフラとして根づき、脈々と機能するように取り組んでいます。
グループ会社で取り組んでいる、給与計算のアウトソーシングはまさにインフラ整備といえます。
給与計算が止まってしまったら社員に給与を渡すことができません。
そのような意味で、お客様にとってなくてはならないものになっています。
組織人事領域でサービスを提供していくということは、これまでもこれからも変わりません。
この領域は、組織づくりや人の成長を支える、企業にとってなくてはならない土台です。
一日でも長く、お客様にとって効果的なものとして安心して使い続けていただけるサービスを展開していきたいと思っています。
それが、弊社が社会インフラにこだわる所以です。
最後に、求職者の方へメッセージをお願いします。
弊社は、年齢や性別問わず、チャンスや成長の機会を提供するようにしています。
そのため、やる気がある社員はどんどん成長していきますが、そうでない社員は苦労する場面もあるかもしれません。
ただ、さまざまなチャンスを自分自身の目で見て、そのチャンスを活かしていただくことが可能です。
その経験を通じて、一人前になるスピードが同世代と比べて格段に早いという事例も実際に出ています。
どんどん上を目指したいという、成長欲求の高い方と一緒に働きたいですし、そういった方と組織・人事・人材を扱う領域の新しい社会をつくっていきたいと思っています。
お客様プロフィール
■企業名
株式会社アクティブアンドカンパニー
■本社所在地
東京都千代⽥区九段南3-8-11 飛栄九段ビル5階(受付4階)
■事業内容
・組織・⼈事コンサルティング事業
・人事管理システム領域
・人事制度構築事業
・方針・戦略策定領域
・法人研修事業
・奨学金返済支援事業
・診断領域
■公式サイト
https://www.aand.co.jp/
