2025/09/10

株式会社内藤工務店

建物づくりに関わるすべての人の幸せを目指して未来を見据えた価値づくり

建物づくりに関わるすべての人の幸せを目指して未来を見据えた価値づくり

株式会社内藤工務店は1959年に創業し、65年以上にわたり福岡市を中心に事業を展開する建設会社だ。
過去から受け継いできた技術やノウハウを大切にしながら、地域やお客様が望む価値を追求し続けている。

今回インタビューしたのは、設計部部長の村上盟氏。
地域密着で堅実経営を続けている理由や、建築事業に携わることで得られる喜びなどを伺った。

村上盟さん(設計部部長)
2014年、設計事務所での経験を活かして内藤工務店に入社して、11年目を迎える。
現在は設計部部長を務める。

福岡市に密着するこだわりの“内藤スタイル”で信頼関係を紡ぐ

貴社の事業展開を教えてください。

福岡市内を中心に、建築工事に関する企画・設計・施工を行っています。
現在、受注件数は年間12件から15件ほどで、年商は50億円~60億円です。

具体的には、集合住宅や事務所ビル、ホテルの建設に携わっています。
メインは集合住宅、つまり分譲マンションや賃貸アパートの建設で、いわゆる「B to B」ビジネスです。
弊社は自社設計が可能なため、調査から企画・提案・設計・施工までをワンストップで行う総合力が魅力で、全体のおよそ3割を占めております。

貴社は創業以来65年以上にわたり建設事業に携わっておられますが、貴社の長い歴史のなかで変わらないことは何でしょうか?

建設業を通じて「地域に貢献していること」と「お客様と社員を大切にしていること」です。
創業当時から福岡市中央区の港に会社を構え、その周辺からのご依頼を請け負っています。
福岡市内での仕事がほとんどで、他県での仕事はほぼありません。
事業を拡大していくなかで、営業所や支店をつくり、市外や県外に進出していくこともできましたが、弊社は「地域」に密着し、貢献していくことを選択しました。
そうすることで、協力会社を含めたお客様との間に生まれた堅い信頼関係は長く続いていきした。

さらに、高い品質の維持と、お客様への安心、安全の提供が弊社の持ち味です。
その結果、他の地域に進出しなくとも売上げを維持し、安定した経営ができています。
このような堅実経営の姿勢は今後も変わらないと思います。

また、お客様だけでなく社員も大切にすることも創業当時から変わりません。
従業員が40名という規模の会社なので、社長と社員、社員同士の距離が近く、円滑にコミュニケーションを取れるのが特長です。
社員旅行や懇親会など、日頃から互いに労い合える機会も設けています。

建物に関わるすべての人との関係性を大切にし、それぞれが成長していくことに弊社の意義があると思っています。
これが初代から引き継いでいる「内藤スタイル」です。

近年は人財育成に注力し、社員の人間的な成長も期待

素敵な関係性ですね。このスタイルを今後も続けるうえでの課題はありますか?

人財確保です。
この事業は人がいなくては成り立ちません。現在在籍している社員は少数精鋭で日々高い意識で取り組んでくれていますが、いずれ世代交代の時期はやってきます。
その時期に備え、今後もコンスタントに案件を受注できるよう、若手教育や新入社員採用には力を入れています。

外部講師を招いて行っている新入社員研修では、社会人の基礎を固めます。
社会人としてのモラルやコンプライアンス意識を高め、人間力のある人材を育てることを目指しています。
さらに、年次に合った能力を身につけられるよう、3年目、5年目の中堅社員も継続して研修を受講できる体制が整っています。専門分野の研修に関しては、基本的にOJTです。
半数以上の社員が施工現場に出向き、実務を通じてスキルを磨いています。
そのため、現場で経験を積みながら、資格の取得に積極的に挑戦する社員も多いです。
そのような社員には奨励金や資格手当などの制度で、会社としてできる限りの支援をしています。
今後も、現場で力を発揮してくれる社員を歓迎したいです。

実際に、貴社でどのような方が活躍しているか教えてください。

ものづくりが好きで、自らの手で建物をつくっていくことに喜びを感じる社員です。
また、現場での仕事を見ていて思うのは、責任感やチャレンジ精神が強い社員が現場監督などで力を発揮しています。

施工現場では技術力だけでなくコミュニケーション力も求められます。
より良いものをつくっていけるよう、施工に携わる職人の方々をまとめていく必要があります。
時にはその方々に修正をお願いすることもあるので、普段からコミュニケーションをとって現場作業が円滑に進むようにするのが現場監督の役割です。

現場での仕事は大変なイメージがあるかと思いますが、ものづくりに熱心に取り組める方や目的意識を持って臨める方には大きなやりがいを感じていただけることでしょう。

建設業界というと理系のイメージですが、採用においてどれほど重視されていますか?

弊社では文系・理系といった出身学部よりも人柄を重視しています。
資格取得を目指すにあたって専門的な知識は必要になるので、建築・工学系の学生は有利ではあるのですが、文系だからといってお断りすることはありません。
それ以上に本人の努力ややる気が大切です。

入社後には、PCスキルの勉強会や若手同士のコミュニケーションの場を適宜設けていますし、周りのフォローもあるので安心して挑戦できます。
社員間での情報交換は活発な環境です。
実際に、資格関連や勉強法に関する会話が聞こえてくるので、切磋琢磨しながら知識を増やしていけると言えます。

お客様の思いが形になることで得られる喜びややりがい

建築の仕事を通じて感じられるやりがいはどの部分でしょうか。

何もない、まっさらな土地に自分が思い描いたものが形になっていく点にあります。
特に私自身は設計担当として全工程に関わる立場ですので、喜びもひとしおです。

さらに、その建物が50年、100年と年を重ねていくのもまた醍醐味でもあります。
福岡市の地図を思い浮かべると、自分が携わった物件を中心に地図が描かれていくんです。
キャリアを重ねれば重ねるほどその数が増えていくのも、自分の誇りになります。

弊社が福岡市内で事業を展開していることもあり、手がけた物件を生活圏内で目にする機会は多いです。
お客様から「あの物件も内藤工務店さんが建てたものですよね」と言っていただくこともあります。
そうすると、弊社の認知度が上がっていると実感しますし、そのようなお声がけも喜びの1つです。

施工事例を拝見すると、公共施設なども多く手がけているのですね。

そうですね。公共施設だと特別養護老人ホームや保育園、大きな施設では物流施設や市場など、ご依頼の幅は多岐にわたります。
社会にとって欠かせない建物を多く手がけていることが、弊社の社会的な価値だと考えています。

弊社がいただくご依頼は毎回フルオーダーで、お客様の理想や条件ももちろん異なります。
そのため、同じことの繰り返しではなく、違うものを作り続けることに楽しみや喜びを感じる方が弊社には合っているんでしょうね。
フルオーダーならではの大変さもありますが、その分喜びを存分に感じられます。

最後に求職者の方にメッセージをお願いします。

経験者でも未経験者でも、やる気があり「ものづくりがしたい」という想いを持った方、実際にものづくりに喜びを感じている方は喜んで迎え入れたいです。
あなたの“ものづくりへの想い”を、ぜひ私たちと一緒に形にしていきましょう。

お客様プロフィール

■企業名
株式会社内藤工務店

■本社所在地
福岡市中央区港2丁目5番8号

■事業内容
建築工事全般に関する企画・設計・施工

■公式サイト
https://www.naitou-con.co.jp/