2025/08/11

シンカ株式会社

人と人とをつなぎ、進化を続ける会社

人と人とをつなぎ、進化を続ける会社

シンカ株式会社は、福岡市を拠点に九州で電気・通信事業とそれに付随する事業を展開する会社だ。
通信設備は、日々の生活に欠かせないライフラインとして、多くの人々を支えてくれている。

そんなやりがいのある仕事を通じて、個人としても会社としても「進化」を続けられるシンカ株式会社の信念や取り組みとは何か。

今回は代表取締役社長を務める八谷博之氏に話を伺った。

八谷博之さん(代表取締役社長)
1982年 創業者である先代社長の逝去に伴い、入社と同時に取締役社長に就任
2代目社長として、会社を大きく成長させ、現在に至る

手探り状態の苦労を経て、九州トップクラスの規模に成長

貴社の事業展開を教えてください。

弊社は通信・電気、管、空調、内装といった各種工事を手掛けています。
元々はNTT関連のインフラ工事から始まった会社です。
インフラ工事のみでなく、電話機を販売したり、電気工事を始めたり、と徐々に他の分野を増やしていきました。

現在では、通信・電気工事と同時に空調や管工事にも対応しています。
主軸である通信・電気工事は売上の80%ほどを占めており、この事業の成長が会社の成長につながったと言えます。

八谷さんが社長に就任されてから40年ほどの歳月をかけて、貴社は大きく成長されたと伺っています。
成長の起点やきっかけはありましたか。

現在、弊社の社員は300人を超えていますが、私が社長に就任した頃はまだ20人ほどしかいませんでした。
当時は、社員のハンドリングに苦労しましたね。
人数が少ない分、1人欠けると影響が大きいんです。

また、私も予期せぬ入社、社長就任となったため、技術的な経験やお客様との“接点”がなく、すべてが手探り状態でした。
さらに、会社の業績も思わしくなかったことなど、さまざまな苦労を経験してきました。

そんな中、プライベートでの出来事をきっかけに「自分の人生はこのままでいいのだろうか」と振り返ったのが50歳の頃。
当時、弊社は社員が150人ほどの規模になっていましたが、自分自身、さらに真剣に仕事に取り組むようになったのが成長の起点だと捉えています。

その結果、現在では通信工事の規模や売上は九州のトップクラスにまで成長されました。
今後、さらなる成長に向けて、力を入れていきたいポイントはどこでしょうか。

取り扱う事業としては、現在、通信・電気・管・空調に関する工事を一括受注できる形になったので、ここをさらに強化していこうと考えています。

社内の仕組みとしては、自分で考えて、責任持って判断できる社員を増やしていきたいです。
中小企業にありがちな、社長からのトップダウンでしか動けない組織にはしたくないと思っています。

独自の人材育成取り組みで描く社員と会社の未来

その点は人材育成につながるとも思うのですが、具体的な施策はありますか。

まず「チームリーダー制」の導入です。
チームリーダー制では、3人程度の小チームで業務に取り組みます。
そうすることで、チームで話し合った結果を会社に伝えたり、会社からの決定事項に対して目的を決めて取り組んだりする姿勢が見られるようになりました。

チームリーダーの意識が変わるんですよね。
会社が決めたことをただ伝えるだけの管理者にならず、チームをまとめて、チームメンバーの意見を会社に取り入れてもらうように動けるようになるんだと思います。
これは少人数だからこそ成り立つ仕組みです。
また、1週間に1回ほど各部署のチームリーダーと私でミーティングを行っています。

次に「お山の大将塾」という社員と私が対話する機会を設けています。
20名ほどの社員がグループに分かれて、設定したテーマについて話し合い、発表するというものです。
発表した内容に対し、私がコメントする形で進行していきます。
テーマはシンプルなものが多く、前回は「良い会社とはどのような会社だろう」でした。

このような自分で考えて行動することにつながる施策に、ここ3~5年は会社としてしっかりと取り組んでいます。

能動的な方が多い印象ですが、社員の方々はどのような姿勢で業務を進めていらっしゃるのでしょうか。

建設事業なので、現場に携わることが多いという意味ではブルーカラーなのですが、頭の中はホワイトカラーとして業務に向き合ってくれています。
単に作業するのみでなく、自分たちで考えながら作業をしていくように指導しているつもりです。

例えば、どうしたらコストを削減できるか、作業の目的や手段を考えて行動できるような社員になっていってほしいと思っています。

また、事業部間をまたいで業務を行うこともあるため、成長も意識してくれているとも感じます。
弊社が展開する、電気・通信・管・空調の分野はそれぞれに専門知識が必要です。
しかし、1つの分野の専門知識を習得するよりも、複数の分野に携わった方が個人としての可能性を広げられますし、有意義な働き方に思えます。

会社としても、そのような働き方をしてくれるとプラスになります。
仕事の受注のバランスに偏りがある時期には、忙しい部署のカバーが可能です。
技術を教え始めた段階では即戦力にはなりませんが、日頃から少しずつ教育を続けることで、ヘルプに対応できる力が身につきます。
異動してもすぐに対処できる力がいつの間にかついているというわけです。

貴社で働くことによってステップアップできるビジョンが明確ですね。
どのような方が貴社で活躍できるとお考えですか?

弊社の採用では、経験よりも気持ちを重視しており、向上心がある方は活躍できます。
即戦力を採用するというより、働いていく中で技術者を育てたいという気持ちが強いんです。
全く異なる業種の方だとしても、きちんと技術を習得させることができると私は考えています。

私自身、就職はシンカが初めてで、人材育成のノウハウやマニュアルを習った経験はありません。
社員の教育をしながら、私も同時進行で学んで成長している感覚です。
外部機関の講習を受けることもありますが、社内ではいろいろと試しながら教育しています。

私の経験も踏まえながら、社会とは何か、会社が良くなる方法とは何か、などを話し合うことが多いです。
社員のレベルを上げて、会社をさらに成長させていきたいという、弊社の雰囲気が表れている面でもあります。

対話を通じて信頼関係を深め、社員の価値を最大化

求職者の方に向けてメッセージをお願いします。

自分の希望や能力とマッチングしていない環境で働いている方はぜひシンカ株式会社へ来てみてほしいです。

世の中には、働く目的がわからないまま働いていたり、単純な作業を延々としていたりする方が一定数いると思います。
実は技術を習得すれば自分の持ち味を活かせるのに、現在の職場ではそれができないというもったいない方もいるでしょう。

また、今の20代、30代の方々は社会での生き方や社会人としてどうしたら生き残れるかということを教えられる機会はほぼないと言えます。
同様に、世の中の仕組みもほとんどの方が教えてもらえません。

私も先代から学ぶ機会がないまま、急遽社長に就任することになりました。
そこから試行錯誤して約40年間社長を務めて、わかってきたことがあります。
それに加え、私が出会った人生の成功体験者から得たものを、現在働いている社員やこれから入ってこられる方にお伝えしたいです。

社長ご自身の体験を活かしたお話を聞けるのは貴重ですね。

私の言葉を信じてくれるのはうれしいので、できる限り伝えています。
私の中で「信用」は働く上で非常に重要なものです。
会社で対峙する人の言っていることが正しいのかわからず、疑心暗鬼のままだと働いていけない気がします。

おそらく、中途採用で入社してくる方は前の職場をどこか信頼できなくなったんじゃないかと思うんですよね。
なので、弊社は本当に信用できるということを本人に理解してもらえるように、体験で感じたことを伝えるのが私の務めだと思っています。

そして、社員に弊社で働く価値や意義をわかってもらえる会社にしたいです。
人生の大半の時間を会社のために費やすことになるので、会社が社員のことを大切に思っていなければ、将来的にも働きたいと思ってもらえないでしょう。

これから入社してくる方には、私との対話を通じて、人生の迷いをクリアにして自分の価値をどんどん上げてもらいたいと思っています。

お客様プロフィール

■企業名

シンカ株式会社

■本社所在地

福岡県福岡市南区清水2丁目15-18

■事業内容

・電気・通信工事

・管工事

・空調工事

・内装工事

■公式サイト

https://shinka-inc.com/